診療科目

心療内科Psychosomatic medical

  • 自律神経失調症
    「慢性的に調子が悪い」
    「病院で検査しても異常がない」

    めまい、しびれ、疲労感、頭痛、喉の違和感、耳鳴、イライラ感、下痢、便秘など実にさまざまな症状を呈します。
    何らかの心理的要因で、アクセルとなる交感神経と、ブレーキとなる副交感神経のバランスが崩れた状態です。
    症状がつらいうえ、多数の部位の症状が出るので、多くの医療機関を受診し、たくさん薬を処方されていることが少なくありません。心療内科による投薬治療と精神療法で、改善がみられることが多くあります。

  • 不眠症
    「眠れない」
    「夜中に目が覚める」

    医学的に十分な睡眠がとれていない方が20%ぐらいいらっしゃいます。不眠はうつ病などの精神疾患のほか、高血圧や心臓病など身体疾患のリスクでもあります。 睡眠薬は医師の指導の下で使用すれば安全です。お気軽にご相談ください。

  • 過敏性腸症候群
    「便秘と下痢を繰り返す」
    「出勤の時に限っておなかが痛い」

    腸に異常がないのに、腹痛を伴った便秘や下痢を繰り返す病気を、過敏性腸症候群といいます。消化器の病気の中でももっともありふれた病気の一つです。
    ストレスが発生に大きくかかわっていると推定されています。心療内科的治療で、症状の軽減が大いに期待できます。

精神科Psychiatry

  • うつ病
    「気分が落ち込んでしかたがない」
    「生きる喜びがなくなった」

    うつ病は国民的疾患になりました。憂うつな気分、不安感や焦り、自分を責める感情、やる気の低下、疲れやすさ、不眠、身体のあちこちの不調などが現れます。
    うつ病の治療の要点は、適切な薬物治療と休養です。と同時に、社会にスムーズに再適応できるような精神療法的働きかけも不可欠です。

  • パニック障害
    「突然胸が苦しくなる」
    「またこの発作が起こったらどうしようかと思う」

    動悸や息苦しさを突然感じる病気です。心臓が悪いのかと思って内科を受診される方も多くいらっしゃいます。 内科的には異常がないのに、発作がたびたび起こる。そのうち、「この発作がまた起こったらどうしよう」と感じて、行動範囲が大きく制限され、電車や人混みを避けてしまうようにもなります。精神科的治療で、かなりの改善が期待できます。

  • 適応障害
    「会社に行けない」
    「学校が不安」

    直近にストレスイベントがあり、そこから会社や学校などの組織(家庭内の場合もあります)にうまく適応できず、不安や憂うつな気分を生じる状態です。 薬や休養で現在困っている症状を緩和しながら、適応できない要因を考え、環境を調整したり、患者さんご本人の認知のしかた(ものの受け止めかた)を変えていくことで、改善していきます。お気軽にご相談ください。

  • 社会不安障害
    「人前で緊張する」
    「人と食事ができない」

    人前で過剰に緊張するので、結果的に人前に出るのを避けるようになる状態です。 以前は性格の問題として扱われており、そのためますます悩んでしまうという悪循環になっていました。 社会不安障害は人生の質を大きく下げます。しかも、薬や精神療法でかなり改善が期待できます。社会から距離を置く前に、早めの受診がおすすめです。

  • 躁うつ病(双極性障害)
    「気分の波が激しい」
    「急にお金遣いが荒くなった」

    テンションが上がり、次から次へと新しいことが思いつき、お金遣いが荒くなる時期が躁状態です。一方で、短い躁状態が終わると、今度は長いうつ状態がやってきます。 うつ状態のほうがずっと長いので、うつ病と診断されている場合も少なくありません。正しい診断、正確な薬物療法が必要です。

  • 統合失調症
    「悪口が聞こえる」
    「テレビで自分のことを放送されている」

    本人にとって不快な幻聴や、悪い内容の被害妄想が生じてきます。 しだいに、「どこか話していることがおかしい」「独り言が増えた」など、周囲から見てもわかる変化も現れます。成人の100人に1人がかかる病気で、珍しいものではありません。 また、入院せず外来でコントロールできる場合も多々あります。早期発見、早期治療が大切になります。

  • 認知症
    「もの忘れが激しい」
    「怒りっぽくなった」

    加齢とともに脳の働きも下がってきます。 記憶をつかさどる脳の海馬周辺の機能が弱まると「昔のことは覚えているが、ついさっきのことを忘れる」という記憶障害の症状が現れますし、また感情を制御する場所の機能が弱まると、怒りっぽくなる、逆にうつ状態を呈する、眠れなくなる、興奮しやすくなるなど、さまざまな症状が現れます。お困りの主訴に対し、適切な薬物療法が望まれます。

  • 発達障害
    「空気が読めない」
    「落ち着きがない」

    この10年で、発達障害の概念がかなり浸透しました。 場の空気を読むのが苦手で、協調した行動がとりにくい自閉症スペクトラム(アスペルガー障害)、不注意で忘れ物やミスが多く、落ち着きがないADHDなどがその代表です。 まず、現在何に困っているのか、その解決には何が必要なのかを考え、最小限の薬物治療も併用します。